マーケティングから逆算した商品開発
新商品開発をマーケティングから逆算することで、机上の空論で終わらないリアリティあるビジネス成長を実現する支援を行います。
マーケティングからの逆算とは、商品のターゲットとなる顧客から逆算した設計と企画のことです。消費者のニーズやペインを各種調査をもとに正確につかむことから始まり、ターゲットとなる消費者がどのように商品を認知し、関心を持っていただくのか、その広告やPR、営業手法の具体策も同時に設計し、机上の空論に終わらない、“売れる”商品開発を行います。
多くの企業で間違っている“顧客視点”のあり方
どのような新規事業、新商品でも市場性を確認した上で設計されています。しかし、事業を始めてみると“市場性が無いことに気付いた”“市場に受け入れられるには早すぎた”といった声を耳にすることがあると思います。このズレ、間違いはなぜ起こるのでしょうか。弊社はこの問題をとても重視しています。
その主な原因は、BtoBであれば企業の購買行動、BtoCであれば消費者の購買行動を真剣に読み解き自社のビジネスにおいてどうあるべきかを理解していないためです。簡単にご説明すると、“欲しい”、“購買検討する”、“購買しないといけない”では、全く購買に至るまでのレイヤーが違うということです。残念ながら、多くの新規事業や新商品は、“欲しい”レイヤーで市場性を確認していることが多いと私どもは考えています。
真の顧客志向との乖離
- 市場性を見誤った事業・商品が企業成長を止める原因に。
- 市場性とは、マーケットボリュームやトレンドだと、誤った理解をしている。
- 顧客志向で作り上げているつもりだが、購買行動の理解において、理想像を描いており、非現実的であることに気付いていない。(例:欲しがるはずだ…)
市場創造意識の欠如
- ターゲット顧客が製品やサービスを求める状態とは、すなわち市場がある状態。ターゲットが求める状態をどのように創り上げるのか検討していない。
- 見つかっていない顧客ニーズを追い求め調査を繰り返して、顧客に応えを求めようとしすぎている。(顧客自身も潜在的なニーズはわからない。)
- マーケットリーダーとして行うマーケティング活動を理解していない。従来のビジネスと同じマーケティング活動で事足りると誤解している。
よくある悩み
新規事業・新商品開発を推進する上で、直面する課題はどの企業にも存在します。
開発プロセス
- 新規事業の根幹となる新商品・サービスの開発プロセスが判らない。
- 顧客が求める商品・サービスになっているのか第三者的視点でチェックして欲しい。
- ビジネス成果(売上拡大など)に結びついていない。何が課題か明確になっていない。
シーズの活かし方
- ビジネスシーズはあるが、どのような事業・製品にするべきか道筋が見えない。
- マーケティングとセットで考える必要があると理解しているが、そのやり方が判らない。
- リソースが限られており、効率的な営業・販促活動を実施したい。
人的リソース不足
- 既存のビジネスと両立するリソースを確保できない。
- 新規事業・商品開発の経験豊富なメンバーが居ない。
- 市場調査や定量・定性調査、試作品開発、量産試験など、各種専門的知見が不足している。
成功には、“購買理解と市場創造”
新規事業・新商品開発の成功に必要なのは、“購買理解と市場創造”です。
購買理解(購買行動の理解)
先に示した通り、“欲しい”、“購買検討する”、“購買しないといけない”では、購買に至るまでのレイヤーが全く違います。自社の製品やサービスが、購買行動の中で、購買者にどのように情報処理され、判断されるのかを細かく理解した上で、何が購買を阻害する要因なのか、どのような要因があれば購買が喚起されるのかを、緻密に設計できるか否かがビジネスの成否に関わります。
市場創造
成熟した現在の日本市場において、ターゲットとなる顧客の満たされていないニーズを見つけることは困難になっています。日本経済の成長期であれば、より進化した機械スペックやサービスを提供することでニーズが満たされたため、多くの国内企業はスペックの進化がビジネスにおいて至上命題になっていました。しかし、欧米のIT系企業を代表に、自ら新しい市場を創造する、つまり市場をリードすることで顧客にニーズを発生させ、ビジネスを拡大する方法が今日では一般的であり、新規事業や新商品開発においてもその視点での設計が欠かせません。
豊富な経験とノウハウに基づいた支援
事業開発・新商品開発の経験
弊社のスタッフは、スタートアップ企業での事業開発経験者、世界展開する新製品の開発担当者、また、大手企業においてヒット商品を生み出した実績を持つ者も在席しています。様々な領域での経験とノウハウを基に貴社のビジネス成長を実直に支援します。
目線を同じにできる業務経験
また、弊社のスタッフは、国内の事業会社出身者であり、営業といった基盤となる業務経験含め国内企業のリアリティある業務を経験しています。そこのことが、支援先企業の方々の悩みと目線を合わせた支援に繋がっています。
国内大手 事業部長
「新事業・新商品を作る時には、社内のメンバーも必死になっています。その際に外部の人ではなくチームメンバーの一員として共に喧々諤々意見を交せられたことで、事業を良い方向に進められたと感じており感謝しております。」
ご支援スタイル
専門人財のパートナー
頭ごなしに一般論で戦略を創り上げるだけや、ソリューション導入だけ推進するようなことはしません。貴社社員の方々と共にビジネス推進することができる、専門人財を社員に加えるのと同等の支援を行います。
自走を目指した寄り添い
新規事業開発や新商品開発をやり遂げるために、今取り組むべきことを、次々リードしつつ、寄り添いながら支援します。最終的には、貴社自らが力を付け、自走いただくことをご支援のゴールとします。
スピードと推進力
成功にスピードは欠かせません。週次や隔週のタームで進捗を確認し、次々にステップアップすることを目指します。時には全社戦略を設計し、時には実行における具体的な支援、実務をサポートしながら業務を推し進めます。
国内大手 商品開発の推進責任者
「市場性を調べる・確認するということは、調査データの数字から見えることを、どのように解釈・考察するかが大事になってきます。調査データから読み解けることを、他の事象・事実と掛け合わせて考察できたことでロングセラー商品が企画できたと思っております。チームの一員として一緒に戦っていただけてとても心強かったです。」