代表メッセージ

代表メッセージ

私たち、ディーセントコーハは、現在の社会経済への強い危機感を原動力に、新時代のマーケティング会社として創業しました。

日本経済は「失われた30年」から「失われた40年」に突入しようとしています。私たちは冷え切ったその時代に社会人になり、危機意識が欠如し、旧態依然としたビジネスを続け、競争力を失って行く企業を目の当たりにしてきました。経済同友会が2022年10月11日に発表した提言ではその危機感が明文化されています。（※1）

良いモノを作れば世界中で飛ぶように売れ、一生懸命に目の前の業務に取り組むモーレツ社員がいれば会社が成長した。そのような時代はとうの昔に終わっています。しかし、その成長期に最適化された企業組織や文化、経営戦略、働き方は、旧態依然として残っています。

この状況を断ち切り、次の世代へと豊な社会経済を繋ぐことが我々世代の役目だと考えています。

私たちは日本社会におけるマーケティングの進化が、この現状打破に必要不可欠だと考えています。経営学の学術世界では、マーケティングという言葉は、もはや経営と同意語であり、無くなるのではとも言われています。しかし、日本ではマーケティング＝広告宣伝と誤解されているケースをよく目にします。マーケティングの本質的な仕組みや戦略としての理解が根付いておらず、多くの企業において日々のビジネス現場で重要視されていないのが現状です。これまで、国内外の様々な企業を支援してきましたが、欧米企業と国内企業では同一業界であってもマーケティングに対する取り組みに大きな差があります。中でも欧米の成長を牽引しているGAFAなどのテクノロジー系企業との差は広がるばかりです。

マーケティングにおいて欧米企業や国内の成長企業では当たり前に行われている様々な事柄・ビジネス活動が、多くの国内企業では未着手、もしくは、検討項目にも入らずに旧態依然としたビジネスを続けています。また、着手し始めている企業も魔法のソリューションを追い求め、結果的に何も変化せずその取り組みが失敗に終わっているのです。

私たちは、成長企業であれば当然である“マーケティング”を企業にインストールすることで成長を支援します。

弊社のメンバーはいずれも営業として社会人経験をスタートした後、経営や商品企画などへとキャリアを拡大し、広範囲のマーケティング業務を経験してきた者で構成しています。それは、皆様が日々の業務で直面する数字を稼ぐ現場を理解していることを意味します。マーケティングにおいて魔法のソリューションや万能な戦略は存在しないことを良く理解しています。

それぞれの企業において日々のビジネスの中に隠されているマーケティングの最適解を設計し、一歩ずつ推し進めることで、企業成長することを多く経験してきました。その一歩一歩の成長を、貴社メンバーの一員として寄り添いながら、真の企業成長支援に真剣に日々向き合います。

最後に、常にお客様のチャレンジ成功を考え、社員一人一人が現状に満足せずスペシャリストとして成長し続けます。その結果、社会的責任を果たしながら世界中の人々から信頼される企業を目指してまいります。

これからも引き続きご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役 CEO
中尾 幸平