SDGsに対応しないとビジネスが出来ない社会に
一言でSDGsと言ってもその内容は多岐にわたります。
例えば、脱炭素・カーボンニュートラルです。
差し迫った気候変動に直面している世界は2050年のカーボンニュートラル実現に向け、産業構造や経済社会の変革を始めています。2025年にはその道筋づくり、2030年には中間目標の達成と、産業界もタイムリミットを決めており、猶予は限られています。この変革についていけない企業や産業は淘汰され、一方で、この変化をビジネスチェンスとし、急成長する企業や産業が現れる節目に立たされています。
固定されたBtoB取引に見直しが入る
エネルギー、原材料、製造、流通、オペレーションと、ビジネスのバリューチェーン全てに、脱炭素問題は関わってきます。つまり、これまで変化を必要としていなかったそれぞれのビジネス(BtoB取引)において、見直しが発生することを意味します。この見直しは、脱炭素に対応しないと取引が停止するといった差し迫ったビジネス課題です。既に世界規模でビジネス展開する自動車産業では対応が必須となっており、その他の業界もこの流れは止めることが出来ません。
脱炭素への対応が迫られる
- エネルギー・原材料を代表に、既存取引の見直し・脱炭素対応への転換が迫られている。
- 欧州に遅れているが、日本国内でも脱炭素の動きは今後加速する。
- 脱炭素対応できていない製品や企業は競争の土俵にも立てない。
新規顧客開拓チャンスの増大
- 対応ソリューション、製品、原料を求める動きが加速し、新規顧客との出会いが拡大。
- 顧客が自らインターネット、展示会などで積極的に情報収集中。
- 取引停止に直結する可能性もあるテーマであり切迫度が高く、ビジネスチャンスは大きい。
よくある悩み
脱炭素ビジネスを加速する上で直面する課題は、どの企業にも存在します。
ビジネス参入課題
- ビジネスチャンスと捉えているが、何から始めるべきか道筋、計画が立てられない。
- 既存のビジネスと両立するリソースを確保できない。
- 戦略や青写真はあり、着手しているものの、計画通りに進捗しない。
新規顧客との出会い
- ターゲットは理解しているが、出合う方法が判らない。
- 競合と差別化出来ているが、その価値が伝わっていない。
- リソースが限られており、効率的な営業活動を実施したいが出来ていない。
脱炭素市場の理解
- 様々な概念や論調があり、理解が追いつていない。
- 自社における脅威とチャンスが明らかになっていない。
- 業界動向や求められる規格の理解、解決策の把握など、情報が多すぎる。
成長市場におけるポジション獲得が重要
急成長市場である脱炭素市場では、リーダーポジションを構築できるか否かが重要なテ ーマになります。
ポジショニング戦略
多岐に渡るテーマが存在する脱炭素市場は、大企業からスタートアップ、内資の老舗企業から外資の新興系企業まで様々な企業が参入しています。現在、トップポジションを獲得している企業がまだ存在しているとは言えない状況であり、いち早く自社にとって有益なポジションを獲得することが出来れば、今後のビジネスを有利に進められる可能性が高くなります。
ソートリーダーシップ
未成熟の市場であり、今後の動向は各社の足並みによって変化します。一方で、リーダーシップを取って市場を牽引することで、自社にとって有利な市場環境(顧客のニーズ形成など)を形成することが出来るタイミングでもあり、それを実現するソートリーダーシップ戦略の実行が有益です。
豊富な経験とノウハウに基づいた支援
脱炭素における知見と経験
私たちは、今後加速する脱炭素市場において、エネルギーや原材料をはじめ様々な企業の挑戦をマーケティングの側面から支援してきました。また、巨大企業からベンチャー企業まで、企業規模やステージも様々です。今日ではどのようなビジネスにおいても脱炭素は欠かすことの出来ないテーマです。私たちは、このテーマがビジネスチャンス拡大の大きな要素であることを様々なプロジェクトを通して実感しており、その知見と経験を基にご支援します。
ソートリーダーシップ戦略の実践力
ソートリーダーシップ戦略は欧米企業が積極的に採用する戦略であると考えています。特に、新しいテーマが次々登場するICT業界(IT業界)では欠かすことのできないマーケティング戦略となっています。弊社のスタッフは、長年それらICT業界のソートリーダーシップ戦略を立案及び実行してきました。その豊富な知見を活かし、脱炭素市場におけるソートリーダーシップ実現をご支援します。
脱炭素推進大手上場企業 事業部長コメント
「脱炭素(GX)は絶対正義のようにも聞こえ、プロダクトアウトな発信をしてしまいがちな中、御社は潜在層含めた顧客起点で発信すべきメッセージや弊社のケイパビリティを整理していただきました。安易に脱炭素(GX)というビッグワードに頼らない、真の顧客ニーズの探索に一歩近づけているように思います。」
ご支援スタイル
専門人財のパートナー
頭ごなしに一般論で戦略を創り上げるだけや、ソリューション導入だけ推進するようなことはしません。貴社社員の方々と共にマーケティングを推進することができる、専門人財を社員に加えるのと同等の支援を行います。
自走を目指した寄り添い
脱炭素市場での企業成長実現に向け、今取り組むべきことを私どもがリードしつつ、寄り添いながら支援します。最終的には、貴社自らが力を付け、自走いただくことをご支援のゴールとします。
スピードと推進力
成功に、スピードは欠かせません。週次や隔週のタームで進捗を確認し、次々にステップアップすることを目指します。時には、全社戦略を設計し、時には、実行における具体的な支援、実務をサポートすることで、必要な全ての業務を担い進めます。
エネルギー変革加速企業のマーケティング推進者
「脱炭素(GX)領域の知見に加え、弊社の事業方針まで理解いただいた上で、戦略から施策設計、実行まで一気通貫でご支援いただきありがとうございます。一般論や机上の空論ではなく、常に弊社が何に取り組むべきかという軸で議論ができており、大変頼りになるパートナーだと感じています。戦略と施策を行ったり来たりし目が回りそうな時もありますが、確実にチームの動きが加速している実感がありますので、これからもよろしくお願いします。」